理念
先祖代々食をつくり、暮らしを作る喜び。その結果生まれてきた風景である里山、人里、里海といった暮らしにおいて、領域概念を持ち込む必要はありません。滋賀県の中心となる琵琶湖という淡水で完結した同じ場所、時間を共有しあい、存在することが結果としてその地域だけでしか生み出せない美しい風景となり、人々の生き生きとした暮らしに繋がると考えています。
フィッシャーアーキテクトは、関係者全員が自分たちの暮らしを作っていく当事者である漁業者として琵琶湖の淡水魚である湖魚をとる生産、加工、販売といった形で届けることだけではなく、観光、農業、林業といった自然産業と建築・土木をはじめとする様々な琵琶湖を取り巻く分野の方々との交流とそこで得られる発見を大切にし、多様な視点から漁師による景観づくりに取り組んでいきたいと考えています。
自然循環全体の構想を考え、里山、人里、里湖という淡水の循環構造を決めるアーキテクトとして、その過程で生まれる「琵琶湖で生きる喜び」が新たな想像力の源になると信じ、日々活動を続けていきます。
フィッシャーアーキテクト代表
駒井 健也
代表者略歴

フィッシャーアーキテクト 代表
駒井 健也
Tatsuya KOMAI
これまで
1992年 滋賀の栗東生まれ、幼い頃から川で遊んだり、田んぼを走り回る日々を送る。
2008年 道路工事での自宅の立ち退きで、経済性のみを考慮した自然環境の喪失に直面する。
2015年 滋賀県立大学環境科学研究科環境建築デザイン学科卒業
2017年 滋賀県立大学大学院環境科学研究科環境計画学専攻環境空間意匠部門終了
2020年 琵琶湖漁師独立、フィッシャーアーキテクト代表
2022年 マザーレイクゴールズ(MLGs)推進委員会案内人
2023年 BIWAKOアーティストインレジデンス実行委員会 代表
2024年 滋賀県漁業協同組合連合青壮年会 代表監事
2025年 滋賀県立大学環境科学部環境建築デザイン学科 非常勤講師
現在の活動
滋賀県で生まれ育ち、建築という軸から世界を見て周り、淡水ならではの山から琵琶湖までの自然と人との密接な暮らしをしながら食を届け、風景を構築していく漁師という職業に憧れて新規就漁を決意。琵琶湖にて3年の研修を経て独立後、伝統漁法の魞漁という小型定置網の漁法を軸にてコアユを中心とした淡水魚約30種類を生産、販売。
その他、漁業体験「BI-WAKE UP」琵琶湖と共に働く仕事「BIWACO-WORKS」といった取り組みも通じて今まさに失われつつある、琵琶湖の風景の中で、琵琶湖に生かされ、琵琶湖の中から淡水の暮らしを届けて、後世へ繋ぐために取り組む。
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